表示中のテンプレート:index.php
たまねぎ庵
たまねぎ庵は、安曇野を拠点に活動する作陶家本間友幸氏とコラボした茶室のインスタレーションです。陶器に現れる結晶の繊細さを紙紐の網目で表現しつつ、安曇野の特産の一つである「たまねぎ」をモチーフとしました。みじん切りしたたまねぎをもとの形に再構築したイメージでもあります。
1本の紙紐を細編みして曲面を形作り、割竹を組み合わせた骨組みに被せています。細編みや、みじん切りなど、お母さんの手仕事から発想を得て建築に生かす試みでもあリ、制作にあたっては、美術館の職員の皆さん、本間氏、ボランティアの皆さんの協力をいただき、のべ11日間に渡って行われました。
「本間友幸作陶展」 北アルプス展望美術館 2020年10月31日-12月10日
たまねぎ庵製作風景 https://www.instagram.com/p/COb6VIzjnoE/?utm_source=ig_web_copy_link
こちらもご覧ください 信州あづみ野池田町観光協会
石森良三商店
石森良三商店は、再生された古民家と受け継がれてきた和家具、古道具の醸し出す重厚さに、柔らかい光と自然素材を使いながら、軽やかさと明るさを加えました。
白い漆喰の壁を、棚に組み込んだ照明で照らし、棚を浮き立たせました。この漆喰の反射光は柔らかく室内を照らし、店の雰囲気を引き立てています。
展示用テーブルは、天板と脚、脚と脚の繋ぎが取り外しできます。展示レイアウトに合わせて使わない時はコンパクトに収納できるデザインとしました。
石森良三商店は長野県内の手仕事作品を中心に、全国の逸品をセレクトしているお店です。
和家具を収納する展示用テーブル。積層材の天板が重厚感のある和家具と商品をナチュラルに区切ります。
飯山蔵移築再生コーディネート
長野県飯山市にある蔵が、道路拡張工事で取り壊されるかもしれないので、どうしたら良いですか?という相談がありました。取壊されたとしても材料だけでも使って欲しい。と半分諦めかけていらっしゃいましたが、まずは移築を目指しましょう。とお伝えし、移築業者を探して紹介しました。
今この蔵は、東京世田谷区三宿で「Gallery 徳の蔵」として、展示やイベント、コンサート会場として使われています。